|
【明解要解】北朝鮮の拉致問題再調査 首相辞任表明で実施自体不透明に 2008.9.8 07:36 このニュースのトピックス:北朝鮮拉致事件 福田康夫首相の辞任表明で、もともと実効性が疑問視されていた北朝鮮による拉致問題再調査が、実施自体も危ぶまれる事態になった。北朝鮮は4日、「新政権が(北朝鮮との)合意履行についてどういう考えか見極めるまで調査委員会の立ち上げは差し控える」と通告してきた。当分の間、この問題が具体的な進展を見せることはなさそうだ。(政治部 阿比留瑠比) 北朝鮮は今年6月の日朝実務者協議で、拉致問題の再調査を約束。8月の協議では、日本側と(1)全面的な調査(2)権限を与えられた調査委による迅速な調査(3)日本側に随時、通報し協議(4)関係者との面会、関係資料の共有、関係場所への訪問などの協力(5)調査は可能な限り今年秋には終了−などで合意していた。 これに対し日本は、北朝鮮が調査委を立ち上げた時点で、制裁措置のうち人的往来とチャーター航空便の乗り入れを解禁することを約束した。高村正彦外相によると、日朝両国はこれまで、調査委をどのようなものにするかなど、何度も意見交換を行ってきたという。 だが、今回の再調査延期通告で、3カ月前の北朝鮮の約束は、またもや画餅(がべい)に終わりそうだ。政府は「北朝鮮はこのまま約束をほごにするつもりはないはずだ」(外務省幹部)とし、いずれ動き出すとみているが、秋までの調査終了は事実上不可能になったことも認めている。 北朝鮮は今月9日が建国60周年の記念日にあたり、関連行事が平壌で開催される。そのため、「北朝鮮はそれまでに物流ルートを確保したいはずだ。チャーター便は船便よりも積み荷のチェックが甘い」(公安筋)として、8月中にも調査委員会立ち上げを連絡してくるのではないかとの見通しもあったが、それも外れた。 もう一つの制裁解除項目である人的往来に関しては「今も中国経由で頻繁に行き来がある」(政府高官)といい、事実上、「ザル状態」。法務省入国管理局も実態は把握していない。 ◇ ただ、国内には、そもそも再調査自体が「茶番」ではないかとの指摘もある。「北朝鮮が拉致被害者の居場所や動向について、初めから把握していないはずがない」(拉致議連幹部)との認識からだ。「それを前提とした上で、何とか北朝鮮を交渉・協議の土俵に乗せるための再調査だというのなら分かる」(自民党中堅)との声もある。 小泉純一郎首相(当時)の再訪朝の際、金正日総書記が約束した平成16年の前回再調査では、北朝鮮は横田めぐみさんのものという「遺骨」を提出したが、そこから別人のDNAが検出され、国民を憤激させた。 「北朝鮮も経済的に追いつめられており、前回と同じような調査結果でお茶を濁すのは通用しないことは分かっている」 外務省幹部はこう強調していたが、いずれにしろ、実行されるかどうかも不透明な再調査に大きな期待は持てなさそうだ。 ≪日朝関係をめぐる近年の動き≫ 平成14年9月 小泉純一郎首相(当時)が初訪朝。金正日総書記が拉致を認め謝罪 10月 拉致被害者5人が帰国 16年5月 小泉首相が再訪朝。拉致被害者の家族が帰国 金総書記が拉致問題の再調査を約束 7月 曽我ひとみさん一家が帰国 11月 北朝鮮が横田めぐみさんのものという遺骨を提出、DNA鑑定で別人と判明 18年7月 北朝鮮が弾道ミサイル発射。日本は制裁措置 10月 北朝鮮が核実験実施と発表。日本は追加制裁 20年6月 北京で日朝実務者協議。北朝鮮は「拉致は解決済み」との立場を変更し、再調査を約束 8月 中国・瀋陽で日朝実務者協議。再調査手順合 http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080908/kor0809080737001-n1.htm ダントンです。産経新聞の名物記者である阿比留瑠比さんの記事ですが なかなか的を得た記事ですね。やはりこのブログでも主張してきましたが 6月以来の日朝交渉が妥協の産物であった事を物が語っていますね。 これを救う会・家族会に押し付けてきた政府・中山大臣の責任は大きいと 思います。今後は新政権・総選挙・さらに場合によっては民主党政権かも 知れませんがどのように解決を求めて行動していくが一番の注目です。 |
| << 前記事(2008/09/04) | トップへ | 後記事(2008/09/10)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/09/04) | トップへ | 後記事(2008/09/10)>> |